parseFloat() 関数は、引数として与えられた文字列を解析して浮動小数点数を返します。
この対話型サンプルのソースファイルは GitHub リポジトリに格納されています。対話型サンプルプロジェクトに協力したい場合は、 https://github.com/mdn/interactive-examples をクローンしてプルリクエストを送信してください。
構文
parseFloat(value)
引数
value- 解析したい値です。
返値
与えられた値を解析した浮動小数点数値です。値が数値に変換できない場合は、 NaN が返されます。
説明
parseFloat はトップレベル関数で、どのオブジェクトにも関連付けされません。
parseFloat は引数を解析して浮動小数点数を返します。正負記号 (+ か -)、数字 (0-9)、小数点、指数以外の文字があった場合は、その箇所より前の値を返してそれ以降の文字すべてを無視します。文字列の前後に空白があっても構いません。厳密な構文解析には Number(value) を考慮してください。この関数は、そのような無効な文字を(位置に関係なく)含む値を NaN に変換します。
最初の文字が数値に変換できない場合、 parseFloat は NaN を返します。
数値演算において、NaN の値は基数が何であっても数値とは見なされません。 isNaN 関数を呼び出せば parseFloat の結果が NaN かどうか判定できます。 NaN が算術演算子に演算対象として渡された場合、演算結果も NaN となります。
parseFloat は Infinity の値も解析して値を返すことが可能です。結果が有限数(Infinity、-Infinity、 NaN ではないもの)であるかどうかの判定には isFinite が使用できます。
parseFloat は toString または valueOf メソッドが定義されているオブジェクトも解析することができます。 value が数値の場合は同じ数値を返します。
parseFloat は BigInt を Number に変換し、末尾の( "n" を含む)数値を除く値を破棄するため、処理の精度が低下します。
例
parseFloat は数値を返す
以下の例はすべて 3.14 を返します。
parseFloat(3.14);
parseFloat('3.14');
parseFloat('314e-2');
parseFloat('0.0314E+2');
parseFloat('3.14more non-digit characters');
var foo = Object.create(null);
foo.toString = function () { return "3.14"; };
parseFloat(foo);
NaN を返す parseFloat
以下の例は NaN を返します。
parseFloat('FF2');
parseFloat と BigInt
parseFloat(900719925474099267n); // 900719925474099300
仕様
ブラウザ実装状況
| デスクトップ | モバイル | サーバー | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
parseFloat | Chrome 完全対応 1 | Edge 完全対応 12 | Firefox 完全対応 1 | IE 完全対応 3 | Opera 完全対応 あり | Safari 完全対応 あり | WebView Android 完全対応 1 | Chrome Android 完全対応 18 | Firefox Android 完全対応 4 | Opera Android 完全対応 あり | Safari iOS 完全対応 あり | Samsung Internet Android 完全対応 1.0 | nodejs 完全対応 あり |
凡例
- 完全対応
- 完全対応