encodeURI() 関数は、URI (Uniform Resource Identifier; 統一資源識別子) をエンコードし、各文字のインスタンスをそれぞれ UTF-8 符号の文字を表す 1 個から 4 個のエスケープシーケンスに置き換えます (サロゲート文字のペアのみ 4 個のエスケープシーケンスになります)。
構文
encodeURI(URI)
引数
URI- 完全 URI です。
返値
URI (Uniform Resource Identifier) としてエンコードされた指定された文字列を表す新しい文字列です。
解説
URI において特別な意味を持つ文字 (予約文字) はエンコードされません。下記の例は URI "scheme" に含まれる可能性がある全ての箇所を示しています。特定の文字がどのように特殊な意味を表すために使われているかに注意してください。
http://username:password@www.example.com:80/path/to/file.php?foo=316&bar=this+has+spaces#anchor
したがって、 encodeURI は完全な URI を表すのに必要な文字はエンコードしません。また、 encodeURI は "unreserved marks" (予約されていないが "そのまま" URI に使用できる) 文字をエンコードしません。 (RFC2396 を確認してください。)
encodeURI は下記以外の全ての文字をエスケープします。
エスケープされないもの:
A-Z a-z 0-9 ; , / ? : @ & = + $ - _ . ! ~ * ' ( ) #
encodeURI は以下のように encodeURIComponent とは異なります。
var set1 = ";,/?:@&=+$#"; // 予約文字 var set2 = "-_.!~*'()"; // 予約されていない記号 var set3 = "ABC abc 123"; // 英数字 + 空白 console.log(encodeURI(set1)); // ;,/?:@&=+$# console.log(encodeURI(set2)); // -_.!~*'() console.log(encodeURI(set3)); // ABC%20abc%20123 (空白は %20 にエンコードされる) console.log(encodeURIComponent(set1)); // %3B%2C%2F%3F%3A%40%26%3D%2B%24%23 console.log(encodeURIComponent(set2)); // -_.!~*'() console.log(encodeURIComponent(set3)); // ABC%20abc%20123 (空白は %20 にエンコードされる)
なお、encodeURI のみでは、 XMLHTTPRequests のような適切な HTTP の GET および POST リクエストを作成できません。なぜなら、 "&", "+", "=" は GET および POST リクエストにおいて特別な文字であり、それらがエンコードされないからです。 encodeURIComponent の場合、それらがエンコードされます。
サロゲートペアになっていない 1 個のサロゲート文字をエンコードしようとすると URIError が発生することに注意してください。例えば、
// サロゲートペアは OK
console.log(encodeURI('\uD800\uDFFF'));
// 上位サロゲートのみだと "URIError: malformed URI sequence" エラーが発生
console.log(encodeURI('\uD800'));
// 下位サロゲートのみだと "URIError: malformed URI sequence" エラーが発生
console.log(encodeURI('\uDFFF'));
また、 URL 記述のために最近の RFC3986 仕様に従いたい場合、角括弧 [] は (IPv6 用の) 予約文字となっているため、角括弧が (ホスト名など) URL の一部を形成している場合はエンコードされていないほうがよいでしょう。そういう場合は以下のコードが役に立ちます。
function fixedEncodeURI(str) {
return encodeURI(str).replace(/%5B/g, '[').replace(/%5D/g, ']');
}
仕様書
| 仕様書 | 状態 | 備考 |
|---|---|---|
| ECMAScript (ECMA-262) encodeURI の定義 |
現行の標準 | |
| ECMAScript 2015 (6th Edition, ECMA-262) encodeURI の定義 |
標準 | |
| ECMAScript 5.1 (ECMA-262) encodeURI の定義 |
標準 | |
| ECMAScript 3rd Edition (ECMA-262) | 標準 | 初回定義 |
ブラウザーの互換性
| デスクトップ | モバイル | サーバー | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
encodeURI | Chrome 完全対応 1 | Edge 完全対応 12 | Firefox 完全対応 1 | IE 完全対応 5.5 | Opera 完全対応 7 | Safari 完全対応 1.1 | WebView Android 完全対応 1 | Chrome Android 完全対応 18 | Firefox Android 完全対応 4 | Opera Android 完全対応 10.1 | Safari iOS 完全対応 1 | Samsung Internet Android 完全対応 1.0 | nodejs 完全対応 0.1.100 |
凡例
- 完全対応
- 完全対応